あなたが製品に向かって「～したい」と問いかけると、あとは製品が「～してください」とか「○○と△△のどちらにしますか」と聞いてきて、あなたの「したいこと」まで導いて（ナビゲートして）くれる。
カナックのモバイルUI事業は、そのような誰にでも使える製品作りを目指しています。これまでの製品のUIを見てみましょう。

従来のユーザーインターフェイスはそれがどんな製品であれ、何か操作をする際、どのボタンを押せばよいかや何をどうすればよいかを機能ごとにあるいはユーザーの目的ごとに考えてから操作をさせるものです。つまりあらかじめ操作方法を知っていない限り、あるいはどのボタンを押せば何が動くということを知っていない限り、何もできませんでした。

ネットワークやデータの送受信など目に見えない概念を理解しないと使いこなせない商品がどんどん身の回りに増えています。これらは確かにユーザーに「便利」や「楽しさ」を提供しています。しかし一方、使いたくても使えないユーザーも増える一方だと感じています。
いろいろ使いこなしているように見える若者でも、実は必ずしもそうではありません。

カナックのモバイルUI事業は、携帯電話を手始めにデジタル家電やネットワーク家電など身の回りの商品を対象にして、誰にとっても使いやすいユビキタス時代のユーザーインターフェイスを追及しています。